離婚と財産分与の豆知識 

日本では悲しいですが、結婚した夫婦のうち、30%が離婚するという状況にあります。しかし、悲しいのはその後の金銭的な事後処理です。金銭面に関しては、非常にシビアに扱われることが多いので、裁判では1年以上の争いが発生して、泥沼化してしまいかねません。特に、金銭面の問題で多いのは、財産分与に関してです。財産分与というと、単純に蓄えを折半する必要があるかのように思えてきますが、実はそうではありません。財産のうち、折半の対象となってくるのは、結婚後に蓄えられた資金だけです。結婚前に、それぞれについて貯金があった場合には、その貯金額は折半の対象とはなりません。ですから、結婚後は、夫婦の口座を1つ作っておいて、夫婦の金銭はその口座で管理する、という体制をとっていくと、金銭管理がスムーズに進行します。また、株などのギャンブルで儲けた資金に関しては、資金の元手がどちらに帰属するかによります。例えば、妻がギャンブルに勝って、妻の資金として貯金したとしても、ギャンブルの元手が夫の労働による金銭であれば、そのギャンブルでの資金は夫に帰属するものになるので、妻には受け取る権利がなくなります。このように、金銭に関してのトラブルはつきものです。もっとも、いつまでも幸せな家庭が持続することが1番ですが。